純(夏菜)は愛(風間俊介)のヒントから過去の宿泊記録を調べ、北見(平泉成)の部屋は北見が30年前に新婚旅行で泊った部屋だと知る。北見は、感謝もせず優しい言葉もかけないまま、1年前に亡くなった妻の弔いに来たのだという。結局自分の力では、客を笑顔にできないと無力感にさいなまれる純。愛は、本当に自分が社長だったらどうするかと純に問いかける。その言葉に意を決した純は、三度粕谷(近藤芳正)の部屋を訪れる。