麻生(沢田研二)は、美月(岡本綾)と滝乃(大竹しのぶ)を前にしてプロポーズする。滝乃は昔のことは忘れたと断るが、麻生は椿屋を捨てろとも、一緒に暮らしてくれとも言わないから、結婚してほしい、一番近い人でいてほしい、と熱く語る。一か月後、滝乃は美月、愛子(賀来千香子)、春夫(段田安則)、梓(茂山逸平)を集め、三月で椿屋を閉めることにした、と言い、愛子にこれまで働いてもらった給金を貯めた、と通帳を渡す。