16歳の小笠原喜和(松たか子)は宮相撲で10人抜きした岩伍(仲村トオル)に運命を感じ、知り合いの大貞(加賀まりこ)に頼んで、嫁にしてもらえるよう口を聞いてもらう。結婚しても満州へ行ったり、落ち着かない岩伍だったが、二人の間には子も出来、岩伍が連れて帰ったみなしごの菊の面倒を見ながら、貧乏暮らし。そんな時、貧乏人を救うためにと、岩伍は紹介業を始める、と言い出す。店が繁盛しだすと、岩伍と喜和の仲は…。
岩伍(仲村トオル)と女義太夫の巴吉(藤谷美紀)の仲は喜和(松たか子)の知るところとなり、確かめに行った喜和は、逆に巴吉に見られたことを岩伍からとがめられる。家を出た喜和を大貞(加賀まりこ)が迎えに来るが、別れさせるためには、巴吉のおなかの子は喜和が引き取ること、と言われ動揺する。そんな折、息子の龍太郎が吐血して倒れ、岩伍は巴吉と別れる決意をする。富田屋に連れてこられた巴吉の子は綾子と名付けられ…。
喜和(松たか子)は倒れ、緊急手術を受けるが、一命を取り留める。綾子(井上真央)は学校で、母親は芸人だと言われたと、喜和に打ち明ける。喜和は相談に行った学校で、佐藤(寺田路恵)から、これからの女性の自立には学問が大切だと言われ、女性の自立した生き方について考えるが、岩伍(仲村トオル)は、自分の仕事を見下していると、喜和の考え方が気に入らない。岩伍は綾子に一緒に住もうと言うが、綾子は喜和を選び…。