戦争が終わった頃、正統派の歌手をめざしていた20歳の植木等は、いつのまにかコミックバンドの道へ。作曲家・萩原哲晶や作家・青島幸男と出会い、植木の鼻歌をテーマにした曲作りが始まります。どんな歌ができあがったのか?そこには、時代からはぐれた男たちの見た当時の日本の姿がありました。