実は縄文人の土偶は妊娠した女性を像にしたもの。おなかにあるのは、妊娠すると腹部にあらわれる「正中線」。一見奇怪で空想の産物にみえる造形も、当時あった女性の髪形やお化粧と重なります。そして服装はふだん着でなく着飾った姿。「晴れ着の妊婦さん」の像は何を意味しているのでしょうか?