物価高が続く中、小麦の価格が安定し、比較的安価な「うどん」への人気が高まっている。首都圏では「福岡うどん」の進出が加速。大手外食チェーンは、北九州のうどん店を買収し、来年までに70店舗以上増やす計画だ。うどんの生産量が香川県に次いで全国2位の埼玉県。麺や食べ方など多様な「ご当地うどん」が特徴で、その数はおよそ20。町おこしとして活用する動きも出てきている。うどんブームの最前線を追う。