AI=人工知能をシニアの暮らし改善にいかそうという研究が加速。特殊詐欺の被害を防止するため「だまされやすさ」を判定したり、歩行の速度などからひとりひとりにあったリハビリ方法を提案したり。さらに認知症の早期発見につなげようという動きも始まった。一方、医療への導入に慎重な意見もあがる。進化するAIはシニアにどんな影響をもたらすのか。AIの課題も示しながら、シニアの健康や財産を守る開発の最前線に迫る。