クラスメイトであり共に想いを寄せていた人物の死をきっかけに、光津子と妙子はそれぞれ異なる形で悲しみと向き合う。 そこへ映画制作を志す若者たちと、その友人・シンが現れ、二人の運命は思わぬ方向へ転がり始める。
妙子は自らの奔放だった過去と村田の危険性について語り、その話は男たちに新たな映画の着想を与える。 一方、光津子は村田の甘言と魅力にからめ取られていく。
1985年、瑛子の死に打ちのめされた少女たちは、絶望の中で心中の約束を交わす。 1995年、村田は詐欺を続けながら映画制作に本格的に関わり始め、過去と現在の物語が交錯していく。
殺人はなおも続き、クルーたちは光津子に村田の本性を伝えようとするが、彼女は真実に耳を貸そうとしない。 やがて村田は撮影に深く関与し、その闇の本質を徐々に露わにしていく。
森で進む物語はさらに陰惨さを増し、撮影現場もまた取り返しのつかない領域へと踏み込んでいく。 村田は暴力的な手法で制作を作り替え、シンや仲間たちを魅了しながらも、深刻な亀裂と破滅的な展開を招く。
湖畔の別荘から逃げ延びた妙子は、辛うじて生をつなぐ。 一方、映画を完成させることに執着する村田は、光津子とシン、新たなクルーを巻き込みながら、小沢家に入り込み撮影を続行しようとする。
光津子は病院に運ばれ、阿美の精神は限界を迎えて崩れ落ちる。 それでも興奮を隠せない村田とシンは、映画の完成を夢見て「最後の撮影場所」へ向かっていく。