高校2年生の日置朝陽(藤本洸大)は、大きな問題に直面していた。クラスに友達が一人もいないまま2ヶ月が経ち、修学旅行の班決めの日が来てしまったのだ。途方に暮れていると、“四天王”と呼ばれている学園の一軍スター集団に「同じ班にならない?」と声をかけられる。 圧倒的に爽やかなビジュアルで、一際目立つ存在の渡会(簡秀吉)。 クールで近寄りがたい雰囲気の守崎(桜木雅哉)は、女子の沼化率No.1。 人懐こい性格のかわいい系男子、仲里(福田歩汰)はムードメーカー。 裏表のない性格でコミュ力お化けの堀田(清水海李)は、男子からも人気だ。 一方の日置は、平凡で目立たないタイプ。明らかな場違い感に「何かの間違いとか……」と後退りすると、「みんな合意の上だけど?」と、半ば強引に“仲良くないグループ”に入れられてしまった! そして、不安と緊張で睡眠不足の状態で迎えた修学旅行当日。コンタクトレンズを落とした日置の手を渡会が躊躇なく握って歩いてくれるなど、不思議なほどに気に掛けてくれる渡会の距離の近さに日置は困惑する。一軍イケメンたちと過ごす修学旅行、一体どうなる!?
2人きりの部屋で、転んで渡会(簡秀吉)を押し倒してしまった日置(藤本洸大)は気が動転し、「なんでもするから、許して欲しい」と言ってしまう。「考えとく。修学旅行が終わるまでに」といたずらに微笑む渡会に、日置は呆然とする。 その夜、5人は恋バナで盛り上がる。渡会をはじめ、守崎(桜木雅哉)、仲里(福田歩汰)、堀田(清水海李)、“四天王”全員に彼女がいないことが判明。そして渡会は、3人から「嫉妬深い」「重い」などと暴露され、「日置に変なこと吹き込むな」と拗ねた様子に。 そして修学旅行二日目は、女子グループと遊園地を訪れる。渡会と仲良くなりたい陽菜(水戸由菜)は、やたらと日置の世話を焼く渡会に疑問を抱き、「日置くんって渡会くんのなに?」と日置を問い詰め…。
修学旅行の2日目、日置(藤本洸大)は困り果てていた。自由行動で訪れた遊園地で、母親とはぐれた様子の男の子に「だっこ」とせがまれ、インフォメーションまで抱きかかえていくことに。 そこへ、日置を心配した渡会(簡秀吉)が息を切らせてやってきた。迷惑をかけたと謝る日置に、怒るどころか「……日置が無事ならなんでもいい」と言う渡会。その優しさの理由を、渡会に聞きたい気持ちが高まっていく。 お化け屋敷で「怖かったら手繋いでもいいけど?」と真顔で提案し、メリーゴーランドでは「俺は日置がいいの」とスマホのカメラを向けてくる。思わず「渡会は……俺の……何がいいの?」と切り出してしまう。 宿泊ホテルにつくと、手違いで5人グループなのに、宿泊部屋にベッドが4台しかないという。守崎(桜木雅哉)の提案で、日置と渡会で1台のベッドをシェアすることになって…。