高校からの親友、ミミとレンが藤の家に遊びにくる。レンからおみやげの皿をもらった「君」はすぐに彼女に懐く。一方でたぬきにそっくりだと言ってしまったミミにはまったく懐く気配がない。2人に「君」の特技を見せたい藤は、スケッチブックとペンを「君」に差し出す。しかし、3人の期待の眼差しに怯んだ「君」は、どこかへ逃げてしまう。キッチンで「君」を見つけた藤は、大事な友人たちに紹介したかったのだと気持ちを伝えて…。