昭和16年の11月。邦子(宮崎萬純)の結婚式の後、岩崎家に帰ってきた、蝶子(古村比呂)、要(世良公則)、神谷(役所広司)。やはり家に帰って食事するという神谷を見送りに出てきた安乃(貝ますみ)。神谷は安乃をデートに誘う。結婚相手の大川(丹波義隆)を連れて挨拶に来た邦子を誘い、神谷の家に、安乃と結婚するように説得しに行く。最初は年の差もあり断った神谷だが、熱心に説得され、頼介(杉本哲太)に会いに行き…