神谷(役所広司)と安乃(貝ますみ)は結婚して、岩崎家に挨拶に来た。結婚しても岩崎家に働きに来る、という安乃に、よそで仕事したほうがお金になる、と断る蝶子(古村比呂)。その夜、邦子(宮崎萬純)が蒼ざめて駆けつけて、兄・道郎(石田登星)が満州で死んだ、と告げる。滝川の俊道(佐藤慶)には要(世良公則)が電話で伝える。遺骨の後に届いた手紙を蝶子が読み、みさ(由紀さおり)は俊道と一緒に電話口で聞き、涙する。