宝寿丸(東海孝之助)と執権館を抜け出した正寿丸(小池城太朗)は、飢饉と疫病に苦しむ人々を目の当たりにする。そんな中、二人は日蓮(奥田瑛二)と出会う。元服した宝寿丸の新しい名は三郎時利。北条家では長男が太郎と名乗るのがならわし。時利を正寿丸の下に置こうという時頼の意思が込められていた。