長い冬から目覚めたムーミンたち。ある日、ムーミンとスニフ、スナフキンは山の岩陰でシルクハットを拾いました。この帽子はあらゆる物の姿を変えてしまう魔法の帽子でした。
魔法の帽子は飛行オニが落とした物だったことがわかりました。ムーミンはミイと二人でその帽子を家の地下室に隠します。しかし、ミイがその帽子に毛糸を一本入れたことからムーミンの家がジャングルに・・・。
ヘムレンさんから浜に船が打ち上げられているのことを教えてくれました。パパが中心となってその船を修理し、いよいよ進水式の日を迎えました。
修理した船で旅に出かけたムーミンたちがやっとたどり着いたのはニョロニョロの島でした。しかし、急な嵐に見舞われてしまい、テントを張りそこで一晩過ごすことになりました。
嵐が過ぎ去りテントを出てみると、発光した無数のニョロニョロたちに取り囲まれていました。スナフキンは彼らの目的は、ヘムレンさんから気圧計を取り戻すことなのだと言いました。
ある日、ムーミンの家にとても変わったお客様がやってきました。スーツケースを持った夫婦、トフスランとビフスランです。二人はとてもビクビクしていて、まるで何かから逃げているようでした。
モランという化け物がトフスランたちのスーツケースを狙っています。スーツケースの中身は「とても美しいもの」で、もともとモランの物だったのです。みんなは困惑しましたが、どうやらママにいい考えがあるようです。
パーティーでトフスランたちがスーツケースの中身をお披露目することになりました。それは、飛行オニが探していた「ルビーの王様」でした。
ある雨の日、トゥーティッキーが姿の見えない女の子ニンニを連れて来ました。ムーミンたちが温かくニンニを受け入れると、少しずつ彼女の姿に変化が現れはじめました。
ムーミンたちと森でかくれんぼをすることになったニンニ。遊び方を知らないニンニが隠れる場所に困っていると、そこにスティンキーが現われて・・・。
スノークは空飛ぶ船に取り付ける羽の模型を使って試験飛行をしました。その羽は空飛ぶ船の工場作りを手伝ったムーミンのものになるはずでしたが、スティンキーに盗まれてしまいました。
ムーミン谷の近くで海賊船が沈みました。流れ着いた海賊たちのほとんどは捕まりましたが、バッド船長がフローレンを人質にして空飛ぶ船の工場に立てこもってしまいました。
大雨の降った翌日、ムーミンは水たまりで小さな龍の子を見つけました。龍の子はスナフキンのことをとても気に入った様子です。スナフキンが帰ったあと、とても悲しそうにしています。
ムーミンの家のお隣りにフィリフヨンカ婦人と三人の子供達が引っ越してきました。フィリフヨンカ婦人は自分の子供たちにムーミンたちと遊んではいけないと言います。
ムーミンとフローレンはおさびし山に登りました。崖から落ちたフローレンは意識をとり戻すと自分はおさびし山の王女様だと言い出しました。
空飛ぶ円盤を目撃したスニフの話を聞いた署長さんは火星人を捕まえる使命に燃えています。そんな中、ムーミンとママは畑に墜落した円盤とラジオのような機械を発見しました。
かつて冒険好きだったパパにとっては、毎日が平和すぎてペンが進まないようです。そんなパパのためにムーミンたちが「事件」を探し始めたところ、スニフが庭に大きな足跡を発見しました。
ムーミンたちは海に水浴びをしに行き、木の箱を見つけました。中にはたくさんの熱帯植物の種らしきものが入っていました。早速、庭にその種をまいてみることに・・・。
魔法の種はムーミンの家の周りを熱帯林にしてしまいました。動物園に忍び込んだスティンキーは次々と檻を開け、動物たちにムーミン谷にジャングルがあることを教えます。
大蛇に追われたムーミンとフローレンは、動物園の船に助けられました。ところが、乗組員はムーミンたちをカバだと思い、捕えようとしています。
ムーミン谷の秋もすっかり深まりスナフキンが旅に出る季節になりました。ムーミンはスナフキンと一緒に旅に出ようとしましたがスナフキンに断られてしょんぼりしています。
冬眠中から目を覚ましてしまったムーミンは、冬のムーミン谷を探検しに外へ出かけました。雪の斜面を歩いていると、木の箱が滑り下りてきました。中からはミイの声が・・・。
ムーミンとミイが初めて過ごす冬のムーミン谷にスキーで旅をするラッキさんがやって来ました。一方、おさびし山に住んでいる狼を訪ねてやってきた犬のメソメソもムーミン谷を訪れました。
春が来たというのに、ムーミンはひどい風邪をひいて寝込んでいます。旅から帰らないスナフキンのことを心配していたムーミンはある朝、ハーモニカの音で目を覚ましました。
新しい小説の題材を「海と灯台」に決めたパパはみんなを連れて、灯台がある小さな島へ取材旅行に出かけました。しかしその島に灯台守りの姿はありませんでした。
再び灯台に明かりをつけようとするパパ。しかしなかなかうまく行きません。ムーミンはパパの手助けをしたいと思い、風変わりな漁師に灯台のことを聞くことにしました。
ある日、パパのところにお金持ちのジェーンおばさんから手紙が届きました。財産を受け継ぐ相続人を決めに来るというのです。おばさんが苦手なパパは、海辺の洞穴へ一時、隠れることにしました。
何度も地震がおきて海からは津波が押し寄せてきました。水かさはどんどん増えて、ムーミン谷もムーミンの家も水浸しになりました。ムーミンたちは流されて来た少し変わった家に乗り移ることにしました。
ムーミンとフローレンは目を覚ましてびっくりしました。みんなが乗っている劇場が夜のうちに流されて、木の上に置き去りにされてしまったのです。一方、劇場が浅瀬に乗り上げた衝撃でミイが海に流されてしまいました。
海の上で離れ離れになってしまったムーミンたち。パパたちはムーミンたちを呼び戻すため、劇場でお芝居の公演をすることにしました。そのチラシは、無実の罪で牢屋に入れられてしまったムーミンたちの手元にも届きました。
スノークの空飛ぶ船は完成間近です。ただ一つの問題はエンジンを動かすための強力な燃料が必要だということです。そんなある日、発明家のエドモンさんが強力な固形燃料を持ってスノークを訪ねて来ました。
おさびし山の向こうの湖に金色の魚が住んでいます。その魚を見るためには季節や天気、そのほかいろいろな条件が必要ですが、ムーミンたちは金の魚を目指して湖へと出発しました。
ムーミンとフローレンは浜辺に貝殻を拾いに行き、砂の中から古びたランプを発見しました。こすってみると白い煙がたち、中からランプの精が現われて・・・。
ムーミンたちは壊れた大きな凧を見つけました。みんなでそれを修理し、凧上げをしました。空高く上がった凧にはなんといたずら好きのミイが乗っていたのです。
おさびし山からの帰り道、ムーミンたちはアリサというの女の子に出会いました。アリサは、そこで待ち合わせをしていたおばあさんと一緒に魔女の森の方へ帰って行きました。次の日、アリサのことを心配したムーミンたちは、魔女の家に向かいました。
冬眠中のムーミンたちを青年が起こしに来ました。彼は「明日、クリスマスがやって来る」と告げて帰って行きました。ムーミンは「クリスマス」を待つことにしました。
冬眠中のムーミンが夢から覚めて、フローレンと一緒に外に出てみると、薪小屋の戸が半開きになっていました。誰かが薪を持ち出したらしいのです。
春が近づいているムーミン谷の空に魔女のクラリッサが現れて、ムーミンの家の上で何か呪文を唱えて去っていきました。春が来て、ムーミン谷の人々が目覚め始めましたが、ムーミン一家だけは冬眠から覚めることなく深く眠ったままです。
真夜中のムーミン谷に眠りを覚ます謎の爆発音が響きます。ムーミンたちはすっかり寝不足になってしまいました。ムーミンとスナフキンはその正体をさぐりに夜の浜辺にやって来ました・・・。
爆発音の正体は花火でした。ムーミン谷にやって来て意識を失っていたナナは、ようやく意識を取り戻し、婚約者のアントンが花火を打ち上げている張本人なのだと教えてくれました。
警視総監からの電話に署長さんはショックを受けました。事件一つ起きないムーミン谷に警察は必要ないのでクビにすると言われたのです。
ムーミン谷では何十年に一度の皆既日食が始まろうとしています。皆、朝から観察用のスス付きガラスを作っている。魔女のクラリッサは、ほうきでおさびし山の頂上へと向かいました。
大雨が続き、サーカス小屋が洪水で流されてしまいました。ムーミンは、サーカスの美人スター、ラグーナがムーミン谷に避難してくることを心待ちにしているようです。
ママの誕生日が一週間後にせまっています。パパは、何をプレゼントしようか考えて、いくつかのアイデアを思いついたのですが、どれもうまく作ることができずに困っています。
ミイの実家が水浸しになってしまったので、母親と弟、妹たちは、しばらくムーミンの家で一緒に暮らすことになりました。しかし弟、妹たちは、いたずら好きの暴れん坊ばかり。ムーミンは、静かな生活を取り戻すため、自分の家を建てることにしました。
パパの遠い親戚が亡くなり、パパが大邸宅と大農園の相続人になるという話を聞かされたムーミンたち。そしてその大豪邸は幽霊屋敷だと知って、みんなで行ってみることに・・・。
ムーミン谷に源泉を探している観光会社の人たちがやってきました。ムーミン谷で温泉を掘り当ててホテルを建てる計画を立てているそうです。そんな中、スナフキンが温泉を見つけました。
スノークはその空飛ぶ船に塗る薬品を発明しました。それは紙や布を破れにくくする薬です。ムーミンたちは、シャボン玉の液にその薬を入れて、丈夫で割れにくいシャボン玉を作ることにしました。
春、ママは畑にカボチャの種をまきました。つぼみは一つしかつきませんでしたが、それでもママは大喜び。その後、そのカボチャは急激に成長してとても持ち上げることができない大きさに・・・。
ムーミンたちが遊びに行った山でどこからか声が聞こえてきます。それは枯れ木の中に長い間、閉じ込められていた悪魔の声でした。悪魔は自分を木の中から出してくれれば、何でもいうことを聞いてくれると言います。
家路へと向かう途中でフローレンは木の下で雨宿りをしていました。すると雷がその木を目がけて落ちてきました。気を失ったフローレンが目を覚ますと未来が予言できる超能力者になっていたのです。
ある日、ムーミンたちはムーミン谷の崖の地層を調査している金鉱探しの名人、ハットンさん出会いました。高熱を出したハットンさんはムーミンの家で看病を受けたお礼に海賊の宝物の隠し場所が書かれた地図をくれました。
スニフは谷川の上流で池に現われた美しい妖精に恋をしてしまいました。毎朝、池に向かう様子を見て不思議に思ったムーミンが後をつけることにしました。
半年前にミムラが拾った指輪は落とし主が見つからず、ミムラのものになりました。大きくてキラキラ光る指輪にミムラは大喜び。しかし、フィヨンカ婦人の一言でミムラは悩んでしまいます。
パパは最近忘れっぽくなってきています。そこでそれまでの生活を変えて、若返りを図ることにしました。でも、少しずつパパが疲れてきているようです。
たまにはいつもと違うものが食べてみたいと言い出したミイの一言で、ママは旅に出ることにしました。旅先には特別な食材があるというのです。
フローレンは「母の愛」という本を徹夜で読んで、母親の愛の素晴しさに魅せられました。翌朝、ムーミンの家の前に子供が二人倒れているのをパパが発見しました。
「一番きれいな景色の写真コンテスト」に参加することにしたパパ。早速、撮影を開始しました。ムーミン谷の美しい風景をたくさん撮った後、最後に記念撮影をしたのですが・・・。
パパは風邪で寝込んでいる間に、青春時代に経験した冒険をムーミンたちに伝えなければならないと考えました。パパはみんなを部屋に呼んで、ママに出会うはるか昔の話を始めました。
ミイのいたずらはとどまるところを知りません。フローレンの家のバスケットを持ち出したり、フィヨンカ婦人の洗濯の邪魔をしたり・・・。ミイを叱るため、追いかけるムーミンたち。でも、その途中でムーミンはミイに驚かされて転び、足をくじいてしまいました。
スニフはムーミンと一緒にお金儲けをする夢を見ました。その夢を信じたスニフはムーミンを占い師にしてお客さんを呼び、一儲けすることにしました。そこへ、フローレンが現われて・・・。
修行中のアリサが覚えたのは歩く魔法でした。彼女が呪文を唱えると、スイスイと水の上を歩き出して、ムーミンたちはビックリ! しかし魔法よりも科学の力を信じているスノークは、魔法を使わずに水の上を歩く方法を考えつきました。
天気がいいのでムーミンたちは海水浴に来ていました。海を眺めていると、パパが若き日に冒険をした思い出話を始めました。冒険中、パパはスナフキンやミイにそっくりな人たちに出会っていました。
動植物の観察でムーミンたちは丘の上を訪れ、ケガをした親鳥と取り残された雛鳥を家に連れて帰りました。しかし、雛鳥は元気がなく、餌も食べません。親鳥が与えなければ食べない習性があるのです。そこで、パパはいいアイデアを思いつきました。
最近、ムーミンはいつも一人で出かけてしまいます。何か秘密があるようです。一方、フィヨンカ婦人から仮装舞踏会のお誘いを受けて、パパ、ママ、フローレンとミイは大喜び。早速、衣装の準備を始めました。
吸血コウモリのヴァンパイヤが動物園から逃げ出しました。ムーミン谷の人たちはみんな不安でいっぱいです。そんな中、キッチンでママが発見したものとは・・・。
新しい小説のアイデアが浮かんだパパ。椅子の上に立ち上がりイメージを膨らませていると、椅子にひびが入ってしまいました。修理をしようとテラスに椅子を運びましたが・・・。
ムーミンの家に集まったみんなはパパの思い出話の結末を聞きたがります。パパは、王様の命令で新しい村を作ることになった話やある嵐の夜にフローレンに似た女の子に出会った話を始めました。
羽に傷を負った不死鳥のフェニックスは再び生まれ変わるために火山を目指していました。しかし途中で力尽き、ムーミンたちが遊んでいた森に落ちてきました。アリサにだけは、このフェニックスの言葉が伝わってきました。
今日は、みんなで魚を釣りに行きました。ムーミンは大きな魚を釣り上げご機嫌です。フローレンが家に帰るとドアや窓から怪しい煙がモクモク出ていました。中ではスノークが新しい発見をしたと言っています。
ムーミンたちが取ってきたキノコの中に光るキノコがありました。へムレンさんは早速、その研究にとりかかりましたが、ママたちの様子が何やらおかしいのです・・・。
クラリッサは、アリサに新しい魔法を教えることにしました。それは水の中を自由に動き回ることができる魔法でした。同じ頃、ムーミンたちは海でボートに乗っていると、海の向こうからサメのような生き物がやって来るのが見えました。
ムーミンたちはドーナツ島に探検に出かけました。その離れ島は潮が引いた時にしか渡ることができません。潮が満ちると帰れなくなるので、その前にスノークが合図を送るという約束だったのですが・・・。
トフスランとビフスランが大きなトランクを持ってムーミン谷へやって来ました。中身は、ムーミンたちへのおみやげの歌う花の咲く球根でした。しかし、なかなか芽が出てきません。
夢の中で滝の後ろ側に探し物があるというお告げを受けたムーミン。早速、スナフキンとおびさし山の北にある滝へ探し物を見つけに行くことに…。
ヘムレンさんの家の屋根を修理したムーミンたち。屋根だけでなく、部屋の壁も塗り替えました。しかしその夜からヘムレンさんは奇妙な夢を見るようになり、すっかり睡眠不足になってしまいました。
スノークの空飛ぶ船がとうとう完成しました。ムーミンたちが見に行くと、空から気球でラッキさんもやって来ました。スノークは自分よりも先にラッキさんが空を飛んでいるのを見てすっかり元気をなくしてしまいました。
ムーミンはスノークから空飛ぶ船の操縦を教わりました。そしてみんなが心配する中、隣にフローレンを乗せ、ムーミンの飛行は成功しました。しかし火山の噴火で空飛ぶ船に噴石が降り注ぎ、船は傷ついてしまいました・・・。
ムーミンが野原で見つけた古いプラチナの指輪。フローレンはそれを受け取って、すっかりムーミンと婚約した気分になってしまいました。
ダフィーに恋をしてしまったスニフ。ボーッとしたまま、何を言ってもうわのそら。心配したムーミンたちは、恋の病を治す方法を考え始めました。
謎の預言者シアワセさんの登場で、みんなそれぞれの自由を探し始めることになりました。パパは木の上に住み始め、フローレンは旅に出ると言い出して・・・。
今日はパパとママがお出かけする日。留守の間はムーミンたちだけ・・・。ママの心配をよそにムーミンたちは、とてもワクワクしています。みんなが川で丸太を浮かべ遊んでいると、そこにやって来たのは・・・。
朝起きるとムーミンのしっぽの毛が薄くなっていました。心配したムーミンは、ママのアドバイス通り、新月の夜に摘んだハーブのお茶を飲みました。すると翌朝、ムーミンのしっぽが金色になっていました。ムーミン谷では、そのしっぽをひと目見ようと大騒ぎです。
パパは芸術の秋にちなんで「砂の彫刻展」の開催を提案しました。フィヨンカ夫人と子供たちも参加して砂浜で創作を始めました。ミイは波打ち際から少し離れたところでモランを作ることにしました。
ムーミンたちがいつも遊んでいる砂浜に一艘の船が着きました。船からは4人家族が降りてきて、砂浜で荷物を広げています。彼らが海賊だと聞いて、ムーミンたちは彼らを追い出す作戦を練り始めました。
署長さんの悩みは、同じ警官を目指す甥っ子、グスタフの行き過ぎた行動です。広場でインディアンごっこをしていたムーミンだけでなくパパやママまで逮捕して自分の手柄にしようとしています。
パパはミシンと時計の修理を頼まれました。ところが修理中にそれぞれの部品が混ざってしまいました。何とか組み立てて、出来上がったものは、ミシンでも時計でもなくタイムマシーンでした。ムーミンたちは早速タイムマシーンを作動させ、大昔のムーミン谷に到着しました。
ムーミンの家に届いた送り主のわからない荷物の中からファンドルが出てきました。彼は、自分の母親がしつけに自信がなくなったから送られてきたのだと言います。ムーミンの家でファンドルはみんなの秘密を探し始めました。
ジェーンおばさんからムーミンたちに招待状が届きました。パパはあまり気が進まないようでしたが、みんなは星灯りを頼りにおばさんの家に向かいました。
古代の謎を解き明かすため、タイムマシーンで冒険の旅へ出かけたムーミンたち。ところが着いたのは砂漠の真ん中でした。パパとムーミン、スニフが水を探しに出かけ、戻ってくるとママ、フローレン、ミイの姿が見当たりません・・・。
タイムマシーンがオーバーヒートしたため、ムーミン谷に戻るはずが、歴史に残る絶世の美女クレオバニラのいる時代へ到着しました。クレオバニラはどこか寂しそうで元気がありません。
ムーミンとスニフは地下鉄で古い地図を見つけました。パパの話によると、それは宝の地図らしいのです。大喜びで宝探しに出かけるムーミンたち。その頃、ニョロニョロの大群がムーミン家を取り囲んでいました。
パパのかわりにスニフが屋根の修理をすることになりました。お礼はママの特製のおやつです。人の役に立って、さらにおやつをたくさん食べられることで気を良くしたスニフは、便利屋さんを始めることにしました。
仮装行列の衣装を盗んで逃げていくスティンキーを追いかけるムーミン。二人は崖下に転がり落ちてしまいます。起き上がるとムーミンがスティンキーに、スティンキーがムーミンに入れ替わっていました。
ムーミンたちは、タイムマシーンで西部の荒野に向かいました。そこで、ムーミンは牛泥棒と間違えられ指名手配されてしまいました。保安官が銀行強盗のビリーを追いかけている隙にムーミンたちは逃げ出しました。
ムーミンは本の主人公のように一人でたくましく生きることを決意しました。そのためには、まず船旅に出て遭難し、無人島にたどり着かなければならないようです。
元気がなくて何を聞いても黙ったままのミイ。フローレンはミイが誰かに恋をしているのでは、と言います。その夜、ムーミンとスニフはミイの部屋で一枚のラブレターを見つけました。
嵐の翌日、海岸でケガをした人魚が泣いていました。ケガを治すには竜の涙が必要だと聞いてムーミンたちは早速、おさびし山のふもとにある湖へ竜を探しに出かけることにしました。
ムーミンたちがタイムマシーンで着いたところは、芸術家ナルホド・ザ・ピンチの家でした。彼はフローレンをモデルにして世紀の大傑作を描きあげました。しかし、その絵が泥棒に盗まれてしまいました。
ムーミン谷に不吉で大きな赤い月が・・・。みんなは不安な気持ちになりましたが、ヘムレンさんだけはとても嬉しそうです。赤い満月の夜に植える幸せの木の種を持っていたからです。それを聞いたスティンキーが影からその種を狙っています。
パパの昔からの親友ウィムジーさんが尋ねて来ました。懐かしさのあまり、二人は学び舎に向かいました。ムーミンたちは、パパたちの後をこっそりと着いて行くことに・・・。
今日はミイの誕生日だというのに、みんなは忘れているようです。誰も「おめでとう」と言ってくれません。何とかムーミンたちに気づかせようと、ミイはあの手この手を考えるのですが・・・。
ジェーンおばさんの腰痛は、キラキラ輝く薬が手に入れば治るそうです。スナフキンから遥か昔には星が降り続いていたことがあると聞いて、ムーミンたちは早速、薬を求めてタイムマシーンで出発しました。
キラキラ輝く薬を探しているムーミンたちはある探検家に出会いました。そして彼が目指す黄金の帝国へ一緒に向かうことにしました。やっとのことで目的地に到着したムーミンたちの前に黒いヒョウと老婆が現われました。