どういう訳だかやって来た、見知らぬ町の商店街。 旅の途中で会ったのは、なぜか、もち屋の娘でした
色とりどりの花の中、ひそやかに咲く花もある。どんな想いも花は花。 心に咲いて、愛おしい
言葉は時にむずかしい。言葉は時にもどかしい。伝えたい思いはいつも空回り。 だけどいつか届くはず
思い願いが叶わずも、思い通りに行かずとも、別の道は別の花。新たな花が咲いている
恋の花火に、心の花火。真夏の夜の夢、色付く想い。はかなく散ってしまわぬように
すったもんだの大騒ぎ。終わりよければすべてよし。今は眠るよ、ひたすらに
あの娘がお嫁に行こうとも、やっぱり豆腐は四角くて。四角いからこそ豆腐だよ
季節は巡って、空気は高く澄んでいく。人情ぬくいよ、ほっこりと。 心は染まるよ、紅葉色
エブリバディ・ラブズ・サムバディ。誰かが誰かを好きになる。いつか誰でも恋をする。 僕が君を見つけたように
空も心も揚々と、いざ幕開き、晴れ舞台。バトン娘が踊り出す
変わりたくない変わりたい。人の心は裏腹で。背中合わせの思いを抱え、どっこい、明日を生きていく
年は変わっていくけれど、ちっとも変わらぬものもある。それは夜目には見えないが、心で見れば見えるもの
ここはデラ's BAR ムーディな音楽と洒落た会話を楽しむ選ばれしゲストのためのBAR。
ここはデラ's BAR ムーディな音楽と洒落た会話を楽しむ気が置けないBAR。
ここはデラ's BAR ムーディな音楽と洒落た会話を楽しむ女の子だけCome on!なBAR。
春。 高校3年生に進級しても北白川たまこの頭の中は相変わらずおもちのことばかり。 春の夕暮れ、学校の帰り道。 たまこやみどりたち仲良し4人組は進路の話をしていた。 みんな不安をかかえながらも将来のことをちゃんと考えている様子。 たまこも、何気なく、将来は家業を継ぐと答える。 同じ頃、たまこのお向かいの家でずっと一緒に過ごしてきたもち蔵も、ある決心をしていた。 周りのいろんなことが変わっていって、 少しずつ、少しずつ、たまこの心は揺れ始める……。