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有田焼、世界へ 〜なぜ“世界の有田焼”になった?〜

今回の舞台も、佐賀県の有田町。大型連休の陶器市には100万人以上を集める焼き物の町です。実はここ、日本の磁器発祥の地!江戸時代にはヨーロッパ貴族の間でも大ブームを巻き起こし、現在まで「世界の有田焼」の産地として知られています。どうしてそんな奇跡が起きたんでしょう?そのきっかけとなったのが、400年近い歴史をもつ「柿右衛門窯」、途方もない手間ひまをかけた絵の具で作られる「赤絵」、そして陰の立て役者・「碍子(ガイシ)」。最高の焼き物作りにゼロから挑んだ人々の知恵と工夫に、タモリさんが迫ります。 タモリさんは国の重要無形文化財・「柿右衛門窯」へ。余白を生かして磁器の白さを引き立て、美しい絵付けで彩る「柿右衛門様式」という独特の絵柄を生み出し、世界に飛躍するきっかけを作った場所。今回は特別に、15代酒井田柿右衛門さんご本人の案内で制作現場を拝見! 真っ白でデリケートな粘土を器の形にしていく、江戸時代から続く熟練のろくろ技とは?美しい色を器につけるのが「赤絵」。一生その作業だけをやり続ける職人たちの徹底した分業体制。筆先にこめられた、ハイレベルな絵付けの技術とは?そして最高の職人たちを取りまとめる総合プロデューサー・柿右衛門さんの仕事場にまでおじゃま、創作の秘密が明らかに! タモリさん、未来の16代目とも対面!? 美しい「赤絵」のカギとなるのが、なんといっても「赤」。かつて赤絵職人が集まっていた「赤絵町」で今も極上の絵の具を作り出している職人を直撃!完成に10年もかかる、途方もない努力にタモリさん絶句! 明治以降も世界的な評価を浴びた有田焼。

日本語
  • Originally Aired October 27, 2018
  • Runtime 45 minutes
  • Network NHK
  • Created December 16, 2018 by
    Administrator admin
  • Modified December 16, 2018 by
    Administrator admin