異空間「魔都」に通じる門「クナド」が各地に発生した日本。 魔都には人間を襲う「醜鬼」と女性のみ特異な能力を与える「桃」が存在していた。 ある日、和倉優希は、突如として出現した門により魔都に迷い込んでしまう。 そこで、魔都の脅威に対抗するための組織「魔防隊」の七番組組長、羽前京香と出逢う。 他者を奴隷にする「無窮の鎖(スレイブ)」の能力で、優希を強化することにより窮地を脱した二人。 その能力の代償として優希はご褒美をもらえることになり……
優希は魔都にある七番組寮の管理人として働くことに。 日々、家事をして過ごすなか、駿河朱々に弱みを握られ奴隷にされてしまう優希。 ある日、優希と朱々二人きりの時に巨大醜鬼が寮を襲撃する。 朱々は身体の大きさを変化させる能力「玉体革命(パラダイムシフト)」で応戦するも、 徐々に押され始めていく。 朱々を助けるために京香不在のなか、何とか変身しようとする優希。 果たして優希は朱々を助けることができるのか!?
魔都のクレーターに大量の醜鬼達が集まっているという報告を受けた七番組は壊滅作戦を実行し、スレイブ状態の優希と共に順調に醜鬼を減らしていた。 そこに突如、京香の故郷を滅ぼした醜鬼「一本角」とそれを従える人型醜鬼が乱入し、日万凛と朱々が負傷してしまう。 優希は人型醜鬼に襲われるがそこに姉の面影を感じ取り、人型醜鬼も優希を見るなり動揺し撤退する。 残った醜鬼達を掃討し、寮に帰った優希は姉に似た醜鬼や強力な一本角と新たな問題に直面することになる。
人型醜鬼に備えるため各組の連携を密にすることにした魔防隊。 京香は六番組組長「出雲天花」に戦力把握のため魔都交流戦を提案する。 それは、日万凛に何かと絡んでくる六番組副組長「東八千穂」を見返すためでもあった。 日万凛は、他人の能力を使用できる能力「青雲の志(ラーニング)」により、優希をスレイブ化することに。 スピード特化に変身した優希は、時を操る能力者の八千穂に勝つために最速の一撃必殺技「烙印破」を編み出すが……。
開幕「烙印破」を受けた八千穂は、「東の辰刻(ゴールデンアワー)」を使用し、試合開始前に戻る。 能力を使用したと見抜いた日万凛は、撹乱させて八千穂の能力を消耗させる作戦に変更する。 八千穂に能力を無駄打ちさせ、徐々に追い詰めていく日万凛達だったが、八千穂の秘策によって倒れてしまう。 絶体絶命の中、最後に優希が囮になることで勝利することができた日万凛達。 そして、優希を認めた日万凛からのご褒美が始まる。
魔都交流戦第二回戦は、朱々対若狭サハラの肉弾系のバトルになる。 サハラの能力「怒れる羊(クレイジーシープ)」はあらかじめ定めた分数だけ自身を強化するもので、巨大化した朱々の攻撃は 避けられ手痛い反撃を受ける。 朱々は奮戦するもサハラの隠しモードにより敗れてしまう。 その時、突如人型醜鬼「雷煉」が大量の醜鬼を引き連れ襲撃してくる。 優希は、京香と日万凛の同時スレイブ化で「無窮の鎖・戦雲」という新たな形態になり大量の醜鬼を薙ぎ払っていく。
出雲天花は雷煉と対峙し、雷煉の狙いは組長だと知る。 天花は空間を操作する能力「天御鳥命(アメノミトリ)」を使い、大量の醜鬼ごと雷煉を空間の断裂に飲み込んでしまう。 醜鬼掃討後、寧が千里眼で見つけた別の人型醜鬼のこともあり、魔都交流戦は中止。 後日改めて六番組寮で作戦会議をすることになる。 京香が会議をしている間、優希は六番寮管理人の仕事を手伝うことに。 会議終了後、京香は天花から人事に関して「奴隷クン私に頂戴」と言われて……
天花からの優希の人事異動を拒否した京香はプライベートまでは口出ししないと天花に伝える。 天花は早速能力を使い優希の部屋に忍び込み猛アタックをかけるが、朱々に見つかってしまう。 早朝訓練の日、京香は他の組員にスレイブ能力の貸出を試みることに。 寧は索敵特化、朱々はパワー特化と特性に合わせた変身ができるが、京香の消耗が激しいことが判明する。 学校へ行く寧を送ることにした優希は、寧の千里眼能力「きっと見つける(プロミス)」について聞くことに。
魔都災害の現場へ向かう優希の前に、姉の面影を持つ人型醜鬼が現れ優希を拉致してしまう。 目が覚めた優希は、そこが人型醜鬼達の隠れ里で、優希を拉致した人型醜鬼は優希の姉の「青羽」だったことを知る。 人型醜鬼が元は人間だと知った優希は魔防隊への保護を訴えるが、青羽は魔防隊は敵と拒絶する。 一方、京香はご褒美を与えるために自動的に優希のもとへ向かう自身をレーダーとして、六番組と共同で救出作戦を決行する。
人型醜鬼の隠れ里まで辿り着いた京香達。 行く手を阻む銭函ココと熊童子には朱々とサハラが、湯野波音とアクラには日万凛と八千穂が対峙し組長たちを先に行かせることに。 無事優希の元へ合流できた京香達はそこで、人型醜鬼が元は人間だったことや陰陽寮での人体実験を受けていたという事実を知る。 京香は陰陽寮を潰すことを約束するが青羽は陰陽寮を襲い仲間たちを救うと聞かないため力ずくで止めることに。 京香達と人型醜鬼達の正面衝突が今始まる!!
ココと熊童子との戦いはサハラが小さくなった朱々を投げ、熊童子体内から大きくなり撃破、その牙でココも撃退する。 湯野波音とアクラとの戦いでは日万凛の新技「フルバースト」で敵をあぶりだし、八千穂のプライムタイムで撃退する。 青羽と一本角との戦いは、天花が青羽の隙を作りだすも優希の事が頭をよぎり、攻撃できず反撃を受け倒れてしまう。 ココと波音、朱々や日万凛達も合流し、互いににらみ合う面々。 そこに突如、醜鬼達を束ねる八雷神と名乗る者たちが現れて……
八雷神の壌竜はココと波音をさらっていってしまう。 紫黒は自身の毒で一本角を強化暴走状態にさせる。 仲間達を守るため、そして京香の故郷の仇を討つために二人は力を合わせて一本角を撃破する。 陰陽寮を黙認している総組長に対し、京香は自分が総組長になることで非道の行いを正すことを青羽に誓う。 それまで青羽はココと波音を助けるために単独で動くことに。 優希は青羽を元の人間に戻すという新たな戦う理由を見つける。 それぞれの思惑を胸に今日も屈服の時間が始まる!!
激闘を乗り越えた優希は管理人としての役目を果たしながら、着実な成長を見せる。 そんな中、優希は総組長・山城恋の指名により、京香とともに組長会議へ出席することに。 組長たちの迫力に圧倒されつつも、挨拶を済ませたその最中、醜鬼の大群が迫っているとの報告が入る───。
組長会議の夜、優希の寝床へ八雷神が忍び込んだことをきっかけに、警戒を強める七番組。 優希は寧とのスレイブ形体《煌星》で周囲の探索を行う。 しかし、能力を貸出す一部始終を総組長・山城恋に目撃されてしまう…。
五・六・七番組の合同訓練を通じて、着実に力をつけていく各隊員たち。 そんな中、五番組組長・蝦夷夜雲が優希の貸出しを求める。 新たな戦力としての可能性を見据え、京香は渋々ながらも、優希を貸し出すことになる。
十番組との合同訓練のため、魔防隊本部へと向かった七番組。 総組長・山城恋に呼び出された京香と優希は、2人きりで彼女のもとへ赴くこととなる。 その目的は——「優希の貸出し」だった。 恋が鎖に触れた瞬間、圧倒的な力に呼応した優希は、新たな形体《殺牙》として禍々しい姿へと変貌する。
次の東家当主を決める儀式《東の晩餐》。 優希たちを伴い、日万凛と八千穂はその会場へと足を踏み入れる。 東家が一堂に会する緊迫の場で、日万凛はかつて自分を虐めていた誉に絡まれる。 しかし怯むことなく真っ向から宣戦布告した日万凛は、優希とともに、運命の戦いへと挑む——!
《東の晩餐》へと参加し、誉を倒した優希と日万凛は九番組組長・風舞希と対峙する。 奴隷化の進化形態《天進》で戦うも、風舞希の圧倒的な一撃から日万凛を庇った優希は意識を失ってしまう。 日万凛は自身の能力だけで母である風舞希へ挑む——
《東の晩餐》を終えた優希と日万凛は、風舞希に稽古をつけてもらう。 その最中、風舞希が鎖に触れたことで貸出しが発動。優希は新たなスレイブ形態《肉弾》へと変身してしまう。 一方、現世では新たな八雷神・空折が出現し、餌として女性の誘拐を始めていた——。
組長会議に招集された各組長と優希。 横浜市内での相次ぐ女性失踪事件と、その裏に新たな八雷神の関与が共有される。 事件解決の任を受けた二番組組長・美羅は、同行者として京香を指名。 こうして、美羅・京香・優希の三人は現世へと赴くことになるのだった。
優希の前に、突如姿を現した空折。 強引に交合を迫るも、優希の叫びを聞きつけた美羅が駆けつける。 逃走を図る空折に向け、美羅は能力《緋色の軍隊》を発動する——。
駆けつけた優希と京香の目に映ったのは、美羅を取り込み、力を吸収する空折の姿だった。 美羅を救おうと立ち向かう2人だったが、力を得た空折に苦戦を強いられる。 巨大な醜鬼を横浜上空に召喚し、さらに自らを分身させることで軍勢を形成する空折。 一方、ついに魔防隊側の援軍も横浜へと集結する——。
空折と渡り合うも、決定打を欠く魔防隊。 戦況を打開すべく、優希は《天進》へと形態を変え、京香も技で動きを高める。 一方、空折も腕を分身させた《百万神罰》の形態へと変貌し、両者は激しくぶつかり合う。 激化する戦いの中、優希と京香は新たな技を空折へと繰り出す——!
横浜での激闘は辛くも魔防隊の勝利で幕を下ろした。 優希は肉体を失った空折を自らの精神世界に宿したまま、魔都へと帰還することに。 魔防隊は総力で脅威に備える「魔都緊急宣言」を発令。 だがその頃、八雷神がついに集結し、新たな攻撃を企んでいた...。 それぞれが、次なる戦いへ向けて動き出す——。