「身がぎっしり詰まって、堅いのにうまい!」という極上豚肉がテーマ。その味は、洞爺湖サミットで各国首脳にも振る舞われるほどの実力だ。おいしさを生み出す秘密は、豚の放牧。豚舎ではなく、野山を自由に走り回り、草木の葉や根を食べて育つため、身の引き締まった香り豊かな豚肉ができるのだ。これまでの常識「ジューシーで軟らかい肉がうまい」という概念が、くつがえされる豚肉の魅力を紹介する。
石川県の伝統野菜の「加賀れんこん」。最大のウリがモチモチ感!4節丸ごとが当たり前の加賀れんこんの収穫の技や、それぞれ食感の違いを生かした料理法もお伝えする。 石川県の伝統野菜の「加賀れんこん」。最大のウリが、デンプンが生み出すモチモチ感!ほかの産地のレンコンと比べるとデンプン量は1.5倍。加賀れんこんが育つ土壌は、粘土質に多くの砂を含むが、そこにモチモチ感を生み出す秘密が!そして、4節丸ごとが当たり前の加賀れんこんの収穫の技や鮮度を保つための工夫も!さらに、れんこんは節ごとに食感が違う!その特徴を生かした様々な料理法もお伝えする。
世界中の美食家から愛されてきた「キャビア」は、ちょうざめという魚の卵を塩漬けにしたもの。近年、このちょうざめの養殖が国内の各地に広がっています。 今回訪ねたのは愛知県の豊根村。12年前「村の新たな特産品に」とちょうざめ養殖を始めました。10年かけてキャビアを出荷できるまでこぎつけ、愛知県内のレストランなどで使われ、高い評価を得ています。一般的な輸入品に比べ塩分濃度を低く抑え本来のうまみを味わえるよう工夫しています。またキャビアだけでなく、ちょうざめの“身”も、地元の旅館や道の駅で提供され、おいしいと人気に。地域活性化に一役買っています。