事故で死んだ少年・涼は「水属性」の魔法と共に異世界に転生。スローライフを望むもモンスターに襲われ...。
砂浜に打ち上げられた男を助けた涼。アベルと名乗るその男にルンの街までの道案内を頼まれ、涼はロンドの森を発つ。道中襲い掛かってくるモンスターを、華麗な闘技で撃退するアベル。しかし修業により身につけた涼の魔法は、そんなアベルすらも驚愕するレベルで、、。
ワイバーンを討伐し山を越えてルンの街に辿り着いた涼とアベル。冒険者登録をするためギルドへ向かうが、死んだと思われていたアベルは冒険者達から大歓迎を受ける。再会に水を差さないようギルドの外で待つ涼の前に現れたのは、目を奪われるほど美しいエルフ・セーラだった。
初心者講座の最後にダンジョンに潜ることになった涼とアモンは、協力してモンスターの初討伐に成功する。しかし本来下の階層にいるはずのモンスターが第一層にいることが涼は気がかりだった。さらに翌日、錬金術について調べるため図書館を訪れた涼だったが、日食と共に目の前の世界が反転。そこに現れたのは圧倒的な強さを誇る悪魔、レオノールだった。
ダンジョンの異変を察知したヒューは、B級パーティーである「赤き剣」と「白の旅団」を呼び出す。調査に向かったアベルたちだったが、既に魔物の爆発的増加現象「大海嘯」はすぐそこまで迫っていた。一方そのころ、錬金術に関する高度な知識を求め北側の図書館に向かっていた涼は、セーラと再会するのだった。
大海嘯の撃退に伴う祝勝会で盛り上がる冒険者たち。しかしダンジョンが封鎖されたことで依頼が受けられなくなり、みな困り果ててしまう。そこで涼はニルス達に個人的な依頼をすることに。一方、大海嘯後のダンジョンを調査したいと王都からやってきた学術調査団に対し、ヒューは渋りながらもダンジョンの封鎖を解除する。護衛として雇われた「赤き剣」は調査団と共にダンジョンへ向かうが、、?