バドミントン部に所属する水嶋亮は、進路に悩んでいる。憧れの選手・遊佐賢人のいる横浜湊高校への進学を夢見るも、自分に自信が持てない亮は、どうせ無理だとはなから諦めていた。自分の気持ちに蓋をして親友の静雄と博人と一緒に恵那山高校へ進むつもりでいた亮だが、ある日、横浜湊高校バドミントン部監督の海老原が亮のもとを訪ねてくる。海老原の目的は、なんと亮のスカウトだった。――15歳、夏。亮が出す答えは。
海老原の計らいで入学前からバド部の練習に参加できることになった亮。海老原が連れてきた他校の生徒たち、そして憧れの遊佐と共に、横浜湊での練習がついに始まる!!